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私たちは、千葉県を中心に設計活動をしている建築設計事務所です。
設計事務所の存在は一般の方にはなじみが薄く、何処にあって何をしてくれるのか、よく判らないという声をよく耳にします。

設計事務所はこんな仕事をしているのです。

■設計

その図面を元に、建設会社に（一般的には数社）に見積もりを依頼して建設会社を決めます。ここまでが設計の仕事です。

■業者決定

次に決定した建設会社とお客様との契約に立ち会い、アドバイスをします。

■現場監理

これでいよいよ工事がスタートです。工事が始まってからの仕事が現場監理です。
工事中は図面通りに正しく工事が行われているか、工事を確認し又変更の対応や色や柄を決めたり（当然お客様と相談しながらですよ）と、現場での技術的対応をして行きます。

■つまり

設計事務所は、初めて建物を建てる方（家を建てたいがどうしたらいいか判らないという人）や建設会社に任せているが、本当に正しく工事してくれているのか心配と言う人にとって、良きアドバイザーであり相談相手です。
工事全体をまとめていくプロジェクトマネジャー的役割が建築設計事務所なのです。

私たちは建主に充分満足してもらうことはもちろんですが、社会的、地球環境的にも責任を果たすことを活動方針としています。
具体的には、身近な問題としての資源の再活用や、自然環境への配慮です。
使用する建材もできるだけ環境に配慮した物を使い、創る建物も地域や住環境を壊さない様にしたいと考えています。
言い方を変えれば、環境がもっと良くなる建物を創りたいと思っています。

デザインについて（住宅の場合）

今は情報が氾濫していて、建築に求める条件が性能であったり、コストであったり、雑誌に出ていたあんな家にしたいとか、様々な要望がでます。

私たちの考える設計とは、その要望がまず本当にお客様にとって必要なことなのか、正しいことなのかの検証からはじまります。性能（断熱、気密、耐震等）も建物の建つ地域性を重視し、温暖な地域では必要以上の高断熱にしなくてもいいし窓を思いっきり開けて暮らせるようなデザインにしたいし、耐震性能を気にされるとしてもいろいろな工法があり、むやみやたらに壁を増やすのではなく、バランスのいい配置にしてあくまでも開放的な室内空間を目指したいですね。
お客様のあこがれのデザイン（TVや雑誌に出ていた・・・とよく言われますが）も本当にそれでいいのですか？

ご自分のライフスタイル（来客が多いとか、ゆっくりお風呂に入りたい、ケーキを作ってパーティーを開きたい等）に合っていますか？
もしＴＶに出ていたような家をそこに建てたなら廻りの環境はどうなりますか、など様々な提案をしたいと思います。住宅で重視したいポイントは、快適性、機能性、満足度だとおもいます。
建築設計事務所はおうおうにしてインテリアを重視していない人が多いとおもいます。重視していないと言うより何もない方がかっこいいと思っているのです。ですから色も白だけ使うとか、素材（ベニヤや板、石、レンガ）はそのまま見せる、などの方法をとります。

私たちは、光の広がりや色の組み合わせ、手触り（肌触り）、素直な動き、を設計のキワードにしています。またインテリアコーディネ−ターや、家具デザイナーともコラボレーションして外部のアイデアも取り入れながら素敵で驚きのあるインテリアにしたいと思っています。

店舗設計や病院なども設計します

この場合もインテリアを重視したいと思います。
サイン計画やロゴマーク、ＣＩ、グラフィックデザインもトータルで提案したいと思っています。

大岩　義充